東京の観光
北区

本殿は戦後の再建だが、外拝殿・内拝殿・幣殿は江戸期の彩色社殿。江戸時代、当社は文京区の妻恋神社と稲荷関東惣社の地位を争い敗訴した。元旦には王子狐の行列が、2月には凧市が催される。

この隣り合う社寺は維新まで一体で、東覚寺門前の赤紙仁王もかつては神社前にあった。東覚寺の庭園（写真3枚目）は正月に公開。

境内が美しく整えられた真言宗豊山派の寺院。

江戸時代に造られた名主邸跡の庭園を明治時代に整備。現在は4つの滝にポンプで水を流している。

国名勝。古河財閥の古河家が邸宅として大正6年に現在の形に整備。丘上にはコンドルが設計した煉瓦造り石張りの洋館と洋式庭園、丘下には京都の有名な庭師植治の造った日本庭園がある。書庫、茶室、裏門、旧車庫も当時のもの。バラの季節には夜間も公開。

渋澤家飛鳥山邸跡。青淵文庫（大正14年築、元は書庫）と晩香廬（大正6年築、元は接客用茶室）が残り、共に重要文化財。

真言宗智山派の寺院。前庭が美しいが山門内は進入禁止。旧和光学園は昭和5年築の洋風建築。